独コントロン社と台湾エノコン社が戦略的提携関係樹立へ。

  • コントロン社が通信ビジネスの49%を57.3M$(約68億円)でエノコン社に売却。
  • 昨年発表したハードウェア/ソフトウェアを合わせたリーディングプロバイダーになるという新しいコントロン社の戦略の第一歩。
  • コントロン社のアジア太平洋(APAC)地域での事業拡大の期待。
(当リリースは2016年1月22日にドイツで発表されたリリースの抄訳をベースにしています)

2016122日ドイツアウグスブルグ発―組み込みコンピュータ(ECT:Embedded Computer Technology)のグローバルなリーディング企業コントロン(Kontron AG)と台湾のフォックスコン社(Foxconn Technology Group)の子会社で、産業用マザーボードデザイナー、ハードウェアソリューションのリーディングベンダであるエノコン社(Ennoconn Corporation)が通信分野における戦略的提携関係に入ることで合意に達しました。

この提携関係はエノコン社がコントロン本社に57.3M$(約68億円)を支払い、コントロンカナダに49%出資することで成立します。コントロン本社は引き続きコントロンカナダの51%を保有します。この取引は最終的には社外、社内の承認が得られて有効になりますが、それは2016年の早い時期になると予想しています。

“長年の間コントロンとの信頼関係を維持してきたエノコン社とこのような戦略的提携に入ることにより、いくつかの戦略的実務的な目標を実現できます。最も重要なのはハードウェア/ソフトウェアを合わせたリーディングプロバイダになるという戦略を現実のものに出来るという事です。又エノコン社/フォックスコン社のネットワークに関わることによりアジア太平洋(APAC)市場で強力な足がかりも再構築いたします。更に、エノコン社との協力関係を強化することにより原材料調達コスト、製造コストを削減することにより通信ビジネスに新たな機会を提供できます。更にアジアに製造能力を再び持つことにより特にチャネルビジネスを拡大することが出来ます。最後にキャッシュが投下されることにより、より柔軟な財務戦略が可能になります。この提携はコントロンにとって大きな転機となるものであり、このような合意がもたらされ、これ以上の喜びはありません。”とコントロン社のCEO Rolf Schwirzは述べています。

グローバルにも最大のハードウェア製造メーカであるフォックスコンの子会社であるエノコンとこのような提携関係に入る事により、コントロンは主にIoT分野での活発な開発によって特徴付けられる急速に変化する技術分野で戦略的な位置取りをすることが可能になります。

“コントロン社との戦略的な提携により大きな相乗効果とブランド、製造能力、グローバルなオペレーション、物流などのコア・コンピテンスを統合することが出来ます。このパートナーシップによりコントロン社とエノコン社が組み込みソリューションでの強力なサプライヤに且つIoT分野での戦略的に重要なプレイヤーになることが出来ます。”とエノコン社のCEO Steve Chuは述べています。

コントロン社の成長の可能性を拡大

コントロン社の通信ビジネスはハードウェアからSDN(software-defined networks)への重要な変化に直面しています。結果として、この市場では利益率が低下し業界の再編が顕著でした。コントロン社は2013年からこの変化に対応し始めてきましたが、今回のエノコン社との戦略的提携はこの対応の次のステップに入るものです。この提携により将来のSDN市場でのハードウェア、ソフトウェアの要求にこたえるための強固な礎を作ることが出来るようになります。さらに2015年5月のCapital Market Dayで発表した一級のソフトウェア/ミドルウェアを開発するという戦略的イニシャティブの実現を加速するものです。更にエノコン社はこの組み込み市場に特化した製造、サプライチェーンの効率化を提供し、標準的なあるいはカスタマイズされたハードウェアのビルディングブロックを迅速に提供します。コントロンはファームウェア、システムマネジメント、仮想化、ならびにこれらをハードウェアに統合するという専門知識に基づいたアプリケーションに特化したソリューションを提供します。コントロンの密接なお客様との関係、市場やアプリケーションのノウハウと相まって、エノコン社との協力関係によりアプリケーションに特化したソリューションの開発・提供は加速化されます。

コントロン社は既にボード製造の約10%をエノコンに発注していますが、この協力関係は今回の提携により更に拡大し深化します。両社のR&D, 購買、製造、グローバルな物流、更に中国を中心としたブランドの使い分け、マーケティング、チャネル開拓といった分野でより密な協力関係が構築されます。コントロン社は更にエノコン社の市場への製品投入の早さ、コスト競争力、製品の品質面を活用することで競争優位に立つことができます。

コントロンについて

組込みコンピューティング技術のグローバル・リーダーで、IoTの信頼すべきアドバイザであるコントロンは、統合されたハードウェア、ソフトウェア、サービスのポートフォリオを提供しています。コントロンは、世界の組込みコンピューティング・プラットフォームを推進する標準規格をいくつも開発しており、数多くのテクノロジーとアプリケーションを提供しています。その結果、製品の商品化の加速、トータルコストの削減、長期にわたる製品供給、最先端で信頼性の高い組込み技術により、アプリケーション全体の改善を実現します。

コントロンは、「KBC」としてドイツ・フランクフルト証券取引所においてプライムスタンダードセグメントに上場しており又他の証券取引所においても取引されています。

詳細については、以下のサイトをご覧ください。

http://www.kontron.jp/

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